2018.03.05 Monday
#painting 水彩らしさ
JUGEMテーマ:アート・デザイン
PinterestやInstaguramで手本となる絵をいつも眺めているけど
いわゆる水彩画らしい水彩画というのがあることに気づく。
水彩画らしい水彩画を見ていると、ぼくが描く水彩は線で区切った下絵の平面を
塗りつぶす塗り絵のように思える。
塗り絵のような絵がいけない、というわけでは勿論ないけど、水彩らしい水彩画に憧れる。
そういえば、中学校のバスケ部の顧問が美術の先生で、授業中はバスケ部の連中はなんだかんだ
手厚く?教えてもらってた。
美術の授業中に静物を描いていたら、後ろから先生が、そんな細々した筆使いじゃだめだ、と
超太い筆に水をたっぷり含ませ、それに絵の具をたっぷり付けて、僕が折角?書き込んでいた
絵の上からガガガと塗りたくる!
何すんだよ、先生!としばらく先生の筆遣いを見ると、徐々に美しい静物画になっていく。
もっと大胆に、と先生は去っていった。
このときの印象が強く残っているのか、水彩画らしい水彩画を描いてみたい。
ただ、その大胆に、ができない。。大胆だけど、出来上がった絵を遠くから眺めると
とても雰囲気ある絵になっている。
これは大胆ではないけど、少し水彩らしく描いたつもり。
大胆とは、まずは光と影だけに注目して描く。そんなところだろうか。