■ シネマ* ■ 神々と男たち

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    JUGEMテーマ:映画



    2010年カンヌでグランプリを獲得。

    深く静かな感動。

    ■ ■ ■

    なんの先入観もなく観た。

    どこが舞台だろうか。
    何がテーマだろうか。

    何の想定もないと、物語そのものや演技だけでなく
    画面の隅から隅まで、見ようとしなくても網膜から脳へ。
    小鳥の囀り。物音。聴こうとしなくても鼓膜から脳へ。

    静寂はそのうち切り裂かれるのが普通だけど。
    淡々と進む。

    深い皺が刻まれた表情と疲れた瞳。低い声。

    信仰心に苦悩する姿に、神に仕える人々の真実を見たような気がする。

    一杯のワインと白鳥の湖に救われたが
    結末は。


    アルジェリアで起きた実話が元になっている。
    アルジェリアといえば、つい最近、凄惨な出来事があった。

    この聖職者たちとは状況は違うだろうな。
    覚悟できていたのだろうか。


    迷いが消えた聖職者たちの表情は素晴らしかった。

    迷いが消えるとは、こういうことなのか。
    ボクにはその時が来るのだろうか。


    【ボク的好き度】 AA+ (聖歌が心をゆさぶる。聖職者も苦悩する。キリスト教もイスラムも人を救うものだ。沈黙に耐え切れないと辛い映画かもね)

    【オススメ度】  A-  (人間とは。宗教とは。生きる本当の意味。死ぬことの価値。静かに考えたい人にはいいけどね)