■Photo*■ As Time Goes By* 〜Are you my friend?〜

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    【PENTAX K100D / FA 20-35mm F4】


    2年前に訪れたホテルの予約が取れず。

    同じ系列のホテルが箱根の山の麓にあり、電話口でそこを勧められた。

    「そういえば、Mさんがいたっけ」



                 ■ ■ ■
    2年前に再会したM氏。(記事はコチラ。シリーズものです)

    M氏と親しくなった頃に同じく親しくなった女性職員のMさん。


    本家を離れ、麓にあるこのホテルへ異動したと賀状に書いてあったのを思い出す。

    電話口で、予約に空きがあることを伝えられ、予約した。

    Mさんのことを聞こうか。

    と思ったけど。止めておいた。

    駅を降り、「あじさい橋」を渡る。


    曇天の中、赤い欄干がひときわ鮮やかだった。


    【PENTAX K100D / FA43mm F1.9 Limeted】


    手続きを済ませ、チェックインは1時間後であることを告げられ、

    では、とその場を辞するつもりでいた。


    「私どものMが是非ご挨拶させて頂きたい旨、伝言を受けております。お時間、いかがでしょうか?」


    とても嬉しかった。

    個人情報云々と騒がれる中、電話口やフロントで聞きにくいご時勢だ。

    半ば諦めていた。

    ロビーの奥からMさんが小走りでやってきた。

    お互い奇声?を出して再会の喜びを分かち合う。

    2年前に再会したM氏もそうだったけど。

    Mさんもプロのホテルマンのオーラが出ていた。

    子供っぽいキャラの彼女の印象が変わらないけど。

    黒いパンツスーツに身を包んだ彼女は控えめだけど自信に満ち溢れていた。


    機関銃のように互いの近況など。

    話しは尽きない。

    現在、彼女はブライダルを担当しているようだった。


    たまたま今日の予約者リストを見ていたところ、僕の名前を発見したらしい。


    「今日の日を心待ちにしておりました。ホテルマン冥利に尽きます。」



    【PENTAX K100D / FA43mmF1.9 Limited】

    彼女は感謝の言葉を僕に伝えてくれた。

    M氏とMさんとロビーや庭で良く話したものだ。

    年齢が近いせいか、妙に気があった。

    一人の顧客として特別扱いはご法度だと思うけど、利用した時の

    「小さな配慮」がとても嬉しかった。

    お互い万感の想いが込みあがってきた。


    彼女の目が潤んでいた。


    僕もヤバかったけど、なんとか持ちこたえた。

    では後で、と彼女は足早に業務へ戻った。


    【PENTAX K100D / FA 20-35mm F4】


    その後、僕は川沿いを中心に温泉街界隈をフラフラ。

    鄙びた温泉街を当ても無く。


    この街も。僕も。時間が無為に過ぎていく。

    退廃した街を撮りながら、時の流れに身を任せ、朽ちてゆくのも

    悪くないかもしれない。と思った。


    1,2時間ウロウロして、ホテルに戻る。

    外で飯も面倒なので予め予約しておいた。

    「お飲み物はいかがしましょうか?」とお若いお嬢様が僕に。

    「宿のシチュエーション」で最もマヌケなシーンで嫌なんだけど。


    「コーラで」


    前菜と「瓶モノ」のコーラが運ばれてくる。

    やはり瓶モノは旨いと、頷きながら飲み干す。大瓶が無いのが残念。


    そしてタイミングを計ったように、Mさんが現れた。


    しばし歓談。



    【PENTAX K100D / FA43mmF1.9 Limited】


    女中さんにお願いをして、記念撮影。Mさんと再会を誓う。

    そして僕は食事を頂く。

    で、先ほどの若いお嬢様(女中さん)が


    「お飲み物はMのサービスでございます」


    早く言えよ。お礼を言いそびれたでは無いか。


    年賀状で礼を述べるのは間が開きすぎるので

    東京に戻ったら手紙でも書こう。

    **


    数年に1度くらいしかM氏もMさんとも会えないけど。

    一生大切にしたい。

    こういうのも「友情」と言うのだろうか。

    友人が決して多くは無い僕。だから良く分らない。

    オトモダチと呼んでいいの?

    どう接して良いかも分らない。

    それともボクは単なる「顧客」に過ぎないのだろうか。


    でも大切なお二人には違いない。

    時を越えても。

    きっと覚えてくれているだろうと

    信じることが大切なのだろうか。


    別れ際、Mさんへ「本家のM氏へもよろしく」と伝えておいた。

    伝えてくれただろうか。
    コメント

    おかえりなさい!
    ほーんと、むっちりむしむし。
    東京ほどではないにせよ、こちらもそれなりに蒸してて
    ぐったりですー。

    そうゆうの、そうゆう出会いや時間を大切にしておられる
    soraさんだからこそのストーリー。
    決して一緒に居たわけでもないのに(笑)
    文章を目で追うにつれ、ジワジワと骨まで温まる気持ちになりました。
    友情、その定義って難しいですし、勿論それを多く語れることができるほどの付き合いはsoraさんのゆうところよりも
    少ない私がゆうのもナンですけど。

    友情、出逢い。
    そうゆうこなんだろうなぁって思いました。
    ほんっと私が言えることではないんだけどー。
    偶然に会う中で、空白もあり、でもその時間が埋まるって
    素敵な出逢いで、友情なんだとゆっていいと思うんだー。

    ●zeauxzeauxさん

    こんばんはー。

    東京は暑いやね〜。
    実家(広島)は夜はクーラーいらなかったんだけどねぇ。
    もうバテバテですわ。

    本当に久しぶりに会う方でしたので、とても嬉しい再会でした。

    こうゆうこと。とても書きにくいし。レスも書きにくいです。何て言ったらいいのでしょう。
    筆がピタリと止まってしまいます・・・・。

    出会い?偶然?愛情?期間?お金?立場?思い出?過去?未来?好き嫌い?楽しい?楽しくない?共有?孤独?喜び?悲しみ?怒り?

    友情とは何なのでしょうね。

    このホテルで知り合ったMさんとは、ゾゾさんが言うように「空白」が熟成させてくれたように思えます。

    こうやってネットで繋がった方々をオトモダチと呼んでもいいのだろうか・・。
    歳を取り、シゴト中心の生活になると、真の友情ってどこにある?と思ってしまう。Blogで出会った方をトモダチと呼んではいけない、となると僕には何が残るのだろう。


    男同士の友情と女の子同士の友情って多分違うんだろうね。

    無邪気に毎週、釣りをしていたトモダチ。もう久しく会ってないけど。年上も年下も関係なく。夜通し、釣りの話しで盛り上がっていたあの頃。

    無理をしてでも、空白を埋めようとすることが大事なのかなぁ。
    何か大切なものを、どんどん失っているような気がするなぁ。失っているのか。捨てているのか。紙一重だなぁ。


    ごめんね〜意味不明なことを書いてしまったぁ。

    • sora
    • 2009/08/08 20:04